スクワランとは

スクワランは、深海鮫の肝臓から採れる肝油の主成分=スクワレンに、化学的に水素原子を結合させ安定化させたものです。

スクワラン

スクワレンはヒトの生体内でビタミンD3、コレステロール、胆汁酸、女性・男性ホルモン類、副腎皮質ホルモン類等に代謝され、生命維持に関わる重要な生理活性物質としての働きがあります。また、免疫機能に関わる細胞中に存在してその働きを活性化させていることが知られています。

いっぽう、代謝に関与しなかったスクワレンは皮脂成分として皮膚表面に分泌され、皮膚を滑らかにし、潤いを与え、健康な皮膚を維持する役目をしています。 ヒトの皮脂には約12%のスクワレンが存在していますが、霊長類のゴリラとチンパンジーの皮脂には僅か0.1%のスクワレンしか存在していません。 この理由として考えられるのは、ヒトの進化の過程による影響が大きいと思われます。 ゴリラやチンパンジーの皮膚は沢山の体毛によって覆われていますが、ヒトは体毛が細く短いために紫外線や外界からの異物侵入にさらされています。そのため、これらの攻撃から皮膚を防御するために皮脂膜が作られ、その機能を果たすための構成成分としてスクワレンが存在しているものと思われます。

さて、生体内での代謝に関与せず皮脂成分として皮膚表面に分泌されるスクワレンですが、この分泌量は加齢と共に減少していきます。また、皮脂が加齢により減少していることから生体内のスクワレンも減少していくであろうと類推できます。 その結果、お肌の荒れが気になったり、免疫力が徐々に衰えていき日常生活での疲れが溜まり易くなるという症状が現れてきます。この課題を克服する手段として、健康補助食品や化粧品への利用があります。ただしスクワレンはとても酸化されやすい物質です。健康補助食品では酸化しないようにソフトカプセルに包んで売られていることが多いですが、化粧品として肌に塗ると酸化して炎症を引き起こしたりすることがあります。そこで化粧品には、スクワレンが酸化しないように化学的に水素原子を結合して安定化させたスクワランが使われます。

わたしたちは、スクワランを必要とされる人々がいつでも安心してご利用できるようにとの想いから、良い品質の製品を安定的にご提供できるよう日々取り組んでいます。